スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下SLH)が最近実施した調査によると、今年の海外への旅行制限の不確実性が続いているなか、豪華な休暇旅行に対して需要があることが分かりました。この調査は、リズホールホテル&トラベルコンサルティング(Liz Hall Hotel & Travel Consulting)と共同で、ラグジュアリーブランドであるSLHのINVITEDロイヤリティプログラムに加入している6,000名以上の会員に、旅行に対する意見を調査したものです。その結果、今年は政府の方針の変化にも対応出来る場所や計画を望んでおり、体験を調整、カスタマイズできる小さなホテルを望んでいるということが分かりました。
この調査結果では、回答者は3つのグループに分かれました。1つ目は、旅行の準備をしているグループ(既に予約していたり、安全予防策を強化して旅行していると想定される)、2つ目は、旅行の予約をしているグループ。(潜在的なリスクを避けたいが注意しながら、旅行の予約をしている)、3つ目は、“通常”の状態に戻るまで旅行に行きたくないと思っているグループです。
全体の46%の回答者が、来年も経済的に同じ水準であることを予想しています。このことは30%以上を占める“旅行の予約をしているグループ”が、2021年の休暇の計画を立てているということも驚くことではありません。短期休暇を優先しているのはわずか6%で、今後12ヶ月間は、短期休暇の出費を減らすと回答しています。休暇には、服や電化製品、家具のような個人的な購入よりも、バー、劇場、レストランなどの家の近くの外出が優先されています。
国内旅行が注目を集めており、グローバル会員の61%(アジア44%、オセアニア42%、他地域14%)が自宅や近場の宿泊を楽しむ「ステイケーション」を計画しており、そのうち17%が2020年の第4四半期に計画しています。8月1日以降のアジア太平洋地域からのSLHの予約データは、これらの数字を反映しており、予約の93%が地元のホテルです。海外からの予約は主に2021年第2四半期の訪問を目的としたもので、フランスとイギリスが上位人気です。また、安全な旅行を心がけている人が多く、空港での追加の健康チェックにはほとんどの人(93%)が賛成しています。
宿泊先の選定については、90%以上の回答者が小さなホテルが最も快適だと感じており、プライベートな滞在先も人気でした。SLHの新しい予約オプション ‘スモールでいよう, 独占しましょう’は、250軒のSLH加盟ホテルの1軒を、最大200部屋まで完全プライベートな滞在先にすることができます。36軒以上の隠れ家的なホテルは12部屋以下のため、家族や友人との小さなグルーブ旅行を望んでいる会員にも実現可能なオプションです。
ロケーション、柔軟な予約オプション、清潔さは、ゲストが最も重要だと考えている点です。SLHは6月に、‘スモールでいよう、安心でいよう’プログラムを開始しました。これは第三者機関のグローバル・バイオリスク・アドバイザリー・カウンシル(GBAC)により全ホテルの安全を確実にするものです。SLHを利用のお客様にとって割引や、ランクを下げることは重要ではありません。お客様の28%が、割引ではなく、高水準な安全性が確保されているホテルサービスを求めています。例えば、使い捨て製品の利用については、持続可能性とは反するコスト削減に過ぎないと考えています。定員の調整、コロナに対する品質保証、ソーシャルディスタンスの強化、フェイスマスクの着用のような清潔さに加えて、ゲストは安全に楽しめるアクティビティやアウトドアを重視したホテルを好んでいます。
スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドのCOOであるリチャードハイドは次のように述べています。「INVITEDロイヤリティプログラムの会員が、再び近郊と海外どちらでも旅行の準備をしていることが分かり、嬉しいです。私どもスモールホテルでは、隠れ家的で近くのロケーションから、本質的にプライベートに滞在するまで、多様性を提供することが可能です。我々は、‘スモールでいよう、安心でいよう’プログラムを開始しました。これは、旅行先にも、お客様が安心して訪問できるようにするものです。また既に旅行を予定している人もまだ迷っている人も、安全なときが来たことをお知らせするために制定しています。」
詳細は、www.SLHhotels.jp をご確認ください。