人気ドラマシリーズ「ホワイト・ロータス」の第3シーズンのチェックインが間近に迫っています。昨年、シリーズ最新作の撮影がタイで行われる中、SLHのソーシャルメディアマネージャーであるルーシー・ケルが、3人のトップ旅行コンテンツクリエイターと共に、タイの旅へ出かけました。バンコクの賑やかな街並み、野生のカオヤイ、そして白い砂浜のプーケットを満喫しながら、タニャ・マクウォイドのように贅沢で豪華なライフスタイルを楽しみながらタイを巡る極上の体験です。
バンコクの喧騒を抜けてスコータイ・バンコクに到着すると、心が落ち着くような安らぎを与えてくれます。フレッシュなヤングココナッツウォーターを片手に、磨き上げられたチーク材と緑豊かな庭園が広がる宮殿のようなこのホテルに足を踏み入れれば、非日常が始まります。
タイの首都に降り立ったら、まずはトゥクトゥクでの街巡りから。暑い街並みを駆け抜けながら、アイス抹茶ラテやコクのあるカオソーイ(タイ北部のカレーヌードル)を求めて出発です。
「ホワイト・ロータス」の各リゾートではプールサイドがドラマの舞台になることが多いですが、スコータイ・バンコクの25メートルのプールもまさに主役級。観光後のひと泳ぎには最適です。
夕暮れ時には、ホテル内のタイ料理レストラン「セラドン」へ。蓮池に囲まれたテラスに佇むこのレストランでは、グリーンカレー、パッタイ、マンゴースティッキーライスといった本格的なタイ料理を楽しめます。古典舞踊の優雅なパフォーマンスが、旅の気分をさらに盛り上げてくれるでしょう。
グランピング?ワイナリー?それがタイでできるの?バンコクの都会の喧騒からわずか2時間半、ユネスコ世界遺産に登録されたカオヤイ国立公園のすぐそばにあるマラスカ・カオヤイは、ラグジュアリーなキャンプ体験を提供する最新のSLH加盟ホテルです。
ここでは、テントといえども複数の部屋を備えたスイート仕様。プライベートプランジプールやカマド式バーベキュー設備、高級リネンに包まれたベッドが揃い、星空の下でも快適に過ごせます。
マラスカの魅力はアウトドア体験です。昼下がりには真っ赤なアイスクリームトラックで冷たいスイーツを味わった後、ホテルのレンタル自転車でオーガニック菜園を散策。夜には、専属シェフがプライベートテラスで焼き上げるBBQディナーを楽しめます。ディナーの後は展望デッキに集まり、焚き火を囲んでスモア(焼きマシュマロ)を作ったり、最先端のデジタル望遠鏡を使って星空観察をしたりと、特別な夜を満喫しましょう。
ワインテイスティングは「ホワイト・ロータス」の旅行には欠かせないものです。カオヤイは涼しい気候と肥沃な土壌に恵まれ、ワイン造りにも適したエリア。ホテルのすぐ近くにある受賞歴多数の「グランモンテ・ヴィンヤード」で、上質なワインを片手に乾杯をしましょう。
旅の締めくくりには、マラスカのシェフによるタイ料理教室に参加するのもおすすめ。サクサクのブドウの葉の天ぷら、スパイシーなパッド・ミー・コラート(パッタイの進化系)、ココナッツミルクで煮込んだ甘いバナナなど、ユニークなメニューが揃っています。
プーケットの海が待っています。プーケットほど素晴らしいタイのサンセットが楽しめる場所はありません。白い砂浜が広がり、透き通ったアンダマン海に溶け込むような絶景が広がるプーケット。SLHが厳選したホテルで、楽園での完璧なひとときをお約束します。
シチリアの洗練されたヨットやマウイの美しいクルーズと同じように「ホワイト・ロータス」の世界観を再現するなら、やはりボートトリップは欠かせません。プーケットでもロングテールボートに乗ってパンガー湾を巡る冒険を楽しんでみませんか?
美しいファンガ湾を巡る長尾船の旅では、マングローブの森や神秘的なラグーン、そして名作映画「007黄金銃を持つ男」で有名になったジェームズ・ボンド島など、絵になる景色が満載です。
おすすめ宿泊先:ツインパームズ・モンタズール・プーケット・リゾート
陸に戻ったら、エレガントなドレスに着替えてビーチサイドのテーブルを予約しましょう。トロピカルな夕暮れを眺めながら、砂浜の上で楽しむロマンティックディナーを満喫できます。
エンドロールが流れるような余韻に浸りながら、タイの夢のような時間を心に刻み、旅は完結します。
ルーシー・ケル著