息をのむようなベトナムの熱帯風景と旧世界の魅惑のインドシナを体現する新メンバー、ザ・アナム・ムイネー(The Anam Mui Ne)の開業を機に、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドはベトナムに戻って参りました。

ザ・アナム・ムイネー(The Anam Mui Ne)

 

ベトナムのカイトサーフィンのメッカとして評判の南海岸の町ムイネー(Mui Ne)の 1.2 ヘクタールの白い砂浜に贅沢に佇むビーチリゾートは、多様な美しさと体験で多世代にアピールする活気あふれる自然風景の中心に位置しています。ホーチミン市からの車での移動がわずか2時間に短縮される2023年6月に開通予定の高速道路と2025 年にムイネーに開港予定の国際空港により、リゾートへのアクセスが便利になります。

 

ハノイの豪華なフレンチヴィラとベトナム中部のガーデンホームからインスピレーションを受けて建てられたリゾートは、カスタマイズされた焼き付けモザイクタイル、チャム族の装飾花瓶や台座に飾られた彫像、持続可能な森林のチーク材使用の家具、タインホア(Thanh Hoa)やゲアン(Nghe An)の石、ビントゥアン(Binh Thuan)のれっきとした茅葺き屋根などを取り入れ、植民地時代と古典的なベトナムの美学両方に敬意を表しております。

 

各客室やスイートに加え、ロビー、レストラン、廊下に飾られたベトナムの生活シーンを描いた250の油絵の制作は、ベトナムのアーティストに委託されました。アーティストには、ベトナムの日常生活を描いた絵画で有名な画家ブイ・ヴァン・クアン(Bui Van Quang)や、現代抽象的なベトナムの風景画が称賛されているヴ・チョン・アイン(Vu Trong Anh)が含まれます。

 

6つの宿泊施設カテゴリーにおよび、U字型に配置されている127の客室とスイートからは、海、緑豊かな庭園、リゾート所有の海水プールと淡水プール、そしてムイネーの町を眺めることができます。昔ながらの職人技にオマージュしたデザインでは、ベトナムとインドシナの職人技が固有素材、オーダーメイドのアンティークタイル、そして自然色と融合しております。また、かぎ爪足のバスタブと、革張りのテーブルなどの特注の家具が、リゾートの古き良き雰囲気を盛り上げます。無料の室内ハイティーをはじめとするおもてなしは、リゾートでリラックスを求めるゲストを一段と楽しませてくれるでしょう。

 

レストラン2店舗はいずれも、ベトナムの多様な伝統と料理を反映しております。オールデイダイニングのレストランとグリル「ザ・インドシナ(The Indochine)」、ビーチサイドのレストランとバー「ラング・ヴィエト・レストラン・アンド・バー(Lang Viet Restaurant and Bar)」、ロビーの「サイゴン・バー(Saigon Bar)」、年中無休24時間営業のインルームダイニングで構成されるリゾートの料飲施設は、グルメキュイジーヌや伝統的な家庭料理のほかにもストリートフードから生まれたクラシックメニューまでさまざまです。

 

本リゾートは、取り囲む自然環境を活かし、ムイネー・ビーチでカイトサーフィン、ジェットスキー、セーリング、カヤック、スタンドアップパドルボード、ボディボード、カイメラボディボード、サーフィンなどのアクティビティを可能としております。一方、色鮮やかなボート、活気に満ちたストリートマーケット、美味しい地元のシーフードが並ぶ近郊のファン・ティエット(Phan Thiet)の町で、ゆったりとしたペースで地元の文化に浸る機会も設けております。

 

アナム・ムイネーは、使い捨てプラスチックの中止に加え、太陽光発電や地元食材の使用によるカーボンフットプリントを削減するための対策を実施し、持続可能性に貢献しております。浄水場はリサイクルガラス瓶で飲料水を提供し、洗濯水は庭にまく水として再利用されます。また、ストロー、バッグ、バスアメニティは生分解性です。環境に優しいカードキーも、持続可能な管理をされた森林から調達された木材で作られております。

 

スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドのアジア太平洋担当シニアバイスプレジデントであるマーク・ウォン(Mark Wong)は、次のように述べます。「ザ・アナム・ムイネーによる、ベトナムへの再進出を嬉しく思います。ベトナムは、旅行者にとって多様な自然条件と地形に恵まれた、最も人気のある目的地の一つになりつつあります。多彩な自然の風景と緑豊かな木々に囲まれ、東南アジアで優秀なカイトサーフィンスポットの一つでもあるザ・アナム・ムイネーは、ベトナムのアウトドアツーリズムが提供する体験の理想でありながら、インドシナの旧世界の魅力やノスタルジーが漂う場所でもあります。」

 

ザ・アナム・ムイネーの創業者でホテルオーナーであるファム・ヴァン・ヒエン(Pham Van Hien)は「工業化されたホテルチェーンとは対照的な、親しみやすく、クラシックで、紛れもなくベトナムのホテルブランド」への情熱を共有する権威あるグループに認められたことに、彼とリゾートチーム一同が感激していると話しました。

 

「SLHに加盟し、ベトナム全土の職人に長年にわたりつくられたザ・アナム・ムイネーが、SLHコレクションにとって初のベトナムのホテルとして迎え入れられることは、大変名誉なことです」とヒエン氏は述べます。

 

アナム・ムイネーの宿泊料は 135 米ドルからです。

 

さらなる詳細については、ザ・アナム・ムイネー(The Anam Mui Ne)をご参照ください。